映画

藤田嗣治 手しごとの家

出来るかぎり手作りにこだわり続けた「遺品」。 人がこの世を去るということはまた遺される品々が生まれたことになります。この世に存在するものはすべて誰かの遺品か、もしくは未来の遺品だと思うと、また日々の生活が違って見える気がします と作者の林さ…

裏切りのサーカス

2.3回観なきゃわからない。伏線が複雑に張り巡らせてあるのと、過去と現在が交錯して見逃しているとすぐに置いてけぼりにされてしまう。でもジョン・ル・カレの元スパイ経験を活かした話に静かな躍動があって好き。ゲイリーオールドマンが「ジェームズボン…

ジュリエット・ビノシュの言葉

映画を観ているとなんて小さくて狭い世界に私は生きているんだろうと思うと同時に作品に出会うたびにそんな狭い世界を広げてくれるから好き 自分の数少ない人生経験では到底知ることのできないことが世の中には山ほどあって私はただその世界の端に触れている…

ソング・オブ・ラホール

senlis.co.jp 映画『ソング・オブ・ラホール』予告編 パキスタンの歴史はさまざまな事情が折り重なって伝統音楽の危機的状況へ。でも音楽はこうやって混ざり合って垣根をこえて面白くなる。だから好き。 Sachal Jazz Ensemble & Wynton Marsalis in Marciac …

あえかなる部屋 内藤礼と光たち

" 生きていることは、それ自体、祝福であるのか ー " 涙が出そうになった。 シモーヌ・ヴェイユを弔う内藤礼さんに。 繊細なその感性に。 『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』 特報 内藤 礼(ないとう れい、1961年 - )は彫刻家。ひそやかで繊細な造形作品…

ぼくと魔法の言葉たち

映画『ぼくと魔法の言葉たち』|4/8(土)よりシネスイッチ銀座他にて愛と希望の全国ロードショー! 自閉症により2歳の時に突然言葉を失った少年が、ディズニー映画を通じて徐々に言葉を取り戻していく姿を追ったドキュメンタリー。ピューリッツァー賞を受賞…

ガーデナーの憧れ

ターシャ・テューダーのドキュメンタリーを再び見てこういう暮らしがしたいなと改めて思う。自分で手作りする生活。毎日、庭の小さな変化に生まれて初めて見たかのように心ときめかせて。 好きなものに囲まれる生活。 映画「ターシャ・テューダー 静かな水の…

シーモアさんと、大人のための人生入門/seymour an introduction

シーモア・バーンスタインとは、 Seymour Bernstein、1927年4月24日‐)は、アメリカ合衆国のピアニストであり、作曲家であり、ニューヨーク大学の音楽教育部の副学長。 名前の表記について、主に日本語訳された著書ではセイモア・バーンスタインと記されてお…

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

『 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 』(Extremely Loud & Incredibly Close) directed by Stephen Daldry -------------------------- リトル・ダンサーの監督というだけでもずっと観たかった映画。脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994…

人生フルーツ

88円のクレンザーでシンクを洗っていたら 手荒れがひどくなってしまった。 ハンドクリームを塗って 一息つくと 前から気になっていた 人生フルーツという映画をみることにした。 映画『人生フルーツ』公式サイト http://life-is-fruity.com/ 心温まる夫婦…

ムンク/生命のダンス

エドヴァルド・ムンク-生命のダンス- [DVD] 出版社/メーカー: ナウオンメディア(株) 発売日: 2007/09/21 メディア: DVD クリック: 7回 この商品を含むブログ (21件) を見る エドヴァルド・ムンク ─生命のダンス─ 芸術とは、コミュニケイトしたいという人間の…

It's only the end of the world

『 たかが世界の終わり 』 directed by Xavier Dolan ------------------------------------- これが最後だなんて、 僕たちは哀しいくらい 不器用だった。 『たかが世界の終わり』本編映像 グザヴィエ・ドラン監督・脚本・編集による2016年のカナダ・フラン…

メットガラ ドレスをまとった美術館

メトロポリタン美術館(メット)の服飾部門は世界最大規模の衣装収集を誇る 毎年5月の第1月曜日 恒例の" 展覧会ガラ "が開かれる。 メットガラ ドレスをまとった美術館 - 映画予告編 メットガラ ドレスをまとった美術館 [DVD] 出版社/メーカー: アルバトロス …

四つのいのち

咳き込む年老いた牧夫が ヤギの世話をしている映像から始まる。 南イタリア・カラブリア州の山村を舞台に、人間、動物、植物、炭という4つの命を通して、すべての生命のつながりを描き出す映像詩。 映像詩なのでセリフやナレーションは廃していて、ひたすら…

ピノキオ

小さい頃 初めて見たディズニー作品は ミッキーでもドナルドでもなく ピノキオだった。 そしてオープニングに流れる 『星に願いを』は いまでも心に深く響く歌。 When You Wish Upon A Star 【ピノキオ】 When you wish upon a starMake no difference who y…

P i n a

『 P i n a 』 directed by Wim Wenders ------------------- ピナバウシュは言った。 " 踊りなさい。 自らを失わないように"と。 『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』 予告編 ピーナ・バウシュ(Pina Bausch 本名Philippine Bausch,1940年7月27日 -…

music for one apartment and six drummers

Short6という ショートフィルムのオムニバスムービーが懐かしくなって部屋の棚から出してみた。 ------------- 1番好きなのは " music for one apartment and six drummers " (四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽) Sound of Noise - Music for One Ap…

マルメロの陽光

『 マルメロの陽光 (El sol del membrillo)』 directed by Víctor Erice ------------------------- アントニオ・ロペス・ガルシアがマルメロを描く限定的だけれど精緻な観察が行き届いている画家のドキュメンタリー。 アントニオ・ロペス・ガルシア - Wikip…