映画

エタニティ

トラン・アン・ユン監督最新作。 ひとりの女性から始まる3世代の苦悩と喪失を 美しいクラシック音楽と映像美とともに。 セリフより映像美に魅入る。 植物園のようなお屋敷。 上品な洋服に、所作。 まさに上流階級の暮らし。 その中でたくさんの誕生と別れを…

In No Great Hurry : 13 lessons in Life with Saul Leiter

ソール・ライターの ドキュメンタリーを観ました。 ソール・ライターの13のルール 1. Cameras2. boxes of couleur (箱のカラー)3. A Legacy (遺す)4. The ways to God(神に至る道)5. Taking Photography Seriously(写真を本気で)6. Staying Still(じっとして…

『アルベルト・ジャコメッティ 本質を見つめる芸術家』

アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti, 1901年10月10日 - 1966年1月11日)は、スイス出身の20世紀の彫刻家。 ジャコメッティはおもに彫刻家として知られるが、絵画や版画の作品も多い。第二次世界大戦以前にはシュルレアリスムの彫刻家と見なされ…

PATERSON

やっと見れたよ、パターソン。 『パターソン』(原題:Paterson)は、ジム・ジャームッシュ監督による2016年の映画。アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ハラハニ主演。第69回カンヌ国際映画祭オフィシャルコンペティション出品。 日常生活からインスピレーシ…

THE SHAPE OF WATER

棟方志功の展覧会を 母が観たいと言っていたので 来られない母の代わりに美術館へ。 「わだば、ゴッホになる」と言って ゴッホに憧れて油絵に挑戦したり太陽花と名付けたひまわりをオマージュとして描いたり。母は青森の出身なので故郷が同じ芸術家に親しみ…

オリバー・サックスとパーソナル・ソング

オリバー・サックス (Oliver Sacks、1933年7月9日 - 2015年8月30日)は、イギリス[1][2]の神経学者。2007年7月よりコロンビア大学医科大学院教授。自身の扱った患者について記した一般啓蒙書を多く記している。サックスはこれら著作について、19世紀の医学…

『時間を積分したものが人生であり時間を微分したものが今である』

最近こんな映画を観た。 映画『ドリーム』予告A NASAを支えた知られざるヒロインたち。実話に基づく感動のサクセス・ストーリー 1961年、アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせな…

Jean-Marc Vallée

ジャンマルクヴァレも どれも好きで実話を題材にしたものが多く 共感できるところもたくさんある。 喪失とどう向き合うかというテーマにおいて この3作は共通している。 1963年3月9日[3]、ケベック州モントリオールに生まれる[4]。ケベック大学モントリオー…

今敏的。

今さんを知ったのは パプリカから。 今 敏(こん さとし、1963年10月12日 - 2010年8月24日[1])は、日本のアニメ監督、漫画家。北海道釧路市出身[2](出生地は札幌市)。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン…

テレンス・マリックの魅力

テレンス・マリックの自然に対する眼差しは純真でそこに高い精神性を感じた。地球を" 母 "と呼び、投げかけるさまざまな問いは 自分にもまた還ってくる問いでもあって フィロソフィーを大切にしているのが窺える トゥ・ザ・ワンダーも天国の日々も ため息が…

person of interest 

面白かったぁ。 何が面白いってAIによる監視社会を舞台にしているから。 今ではどこでも話題になっているAI AIスピーカーとか、AIを搭載した家電製品も売られているし。 面白い反面、怖いなぁと思う。 監視社会は耐えられない。 はじめはマイケル・エマーソ…

ネルソンマンデラと黒人差別の歴史

小さい頃、外でよく遊んでいたからか 日焼けで褐色の肌だったので 黒人に憧れていた時期もあった。 いまも何か特別なものを感じる。 ちびくろ・さんぼ 作者: ヘレン・バンナーマン,フランク・ドビアス,光吉夏弥 出版社/メーカー: 瑞雲舎 発売日: 2005/04/15 …

チネチッタの映画を

チネチッタ(Cinecittà)は、イタリア・ローマ郊外にある映画撮影所。イタリア語で映画を意味するcinemaと都市を意味するcittàを合わせた造語で、原義は「映画都市」。 チネチッタ - Wikipedia クォ・ヴァディス(1951年) ローマの休日(1953年) 映画「ローマ…

ドリス・ヴァン・ノッテン

観に行けた。 もう1度観に行きたいと思うほど刺激を受けた。 庭の手入れが好きな完璧主義で パートナーとは職場恋愛はだめだよね?と言いつつも 職場で出会ったらしい。 ふたりとも暮らしにも手を抜かない。 細部にまでこだわるから 一つひとつ調和のとれた…

怪物はささやく

パンズラビリンスの スタッフが手がけたというのも 魅力的。 ダークファンタジーだけど 随所に散りばめられている 教訓にうなづいたり 涙ぐんでみたり。 きっとまた観る。 gaga.ne.jp 『怪物はささやく』本予告

愛玉子(オーギョーチー)と転々

谷中にあるこちら。 台湾のデザートを 食べに行った話。 これが愛玉子(オーギョーチー)というらしい。 レモンシロップが甘い。 クックパッドにもレシピがあったので驚き。 cookpad.com そしてこの映画のロケ地でもあった。 転々(プレビュー) 転々 プレミアム…

powers of ten / Eames: The Architect & The Painter

www.eamesoffice.com 最初、どこかの公園に寝転がっているピクニック中の男性の姿を真上からとらえている映像から始まる。正方形に区切られた映像は縦・横が1m×1mの範囲を見せている。10秒かけてカメラが上空へ上がっていき、その範囲は10m×10mとなる。次に…

中国/香港映画探訪

映画 「胡同(フートン)の理髪師」 (06 中/0802 日本公開) 予告編 胡同[ ふーとん ] 胡同とは北京に古くから残る細長い路地や横丁のこと。 最も多い時には6000本あったと言われる。——–『私の姓はチン 名前はチン・クワンツァイ』 —— 一度 危険な目に遭った…

ギフト 僕がきみに残せるもの

忘れないように 心に残ったらメモ。 人生の記録みたいなものです。 transformer.co.jp 難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボール選手が、これから生まれる息子のために撮影したビデオダイアリーをもとに製作されたドキュメンタ…

Miranda July

1974年ヴァーモント州生まれ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校を中退後、ポートランドでパフォーマンス・アーティストとしての活動を開始し、短篇映画も撮り始める。2005年、脚本・監督・主演を務めた初の長篇映画『君とボクの虹色の世界』がカンヌ国際…

情熱大陸 永瀬正敏

ずいぶん前の回でも録画を観たのは何度目だろう。 高校生のときからのファン。永瀬さんが泣いてたシーンでウルっときてしまう。 お祖父さんのカメラ大事そうに抱えていてますます応援したいなと思った。 俳優として幾多の人生を生きた永瀬正敏が「写真家」と…

BABY DRIVER

『ベイビー・ドライバー』2018年1月24日Blu-ray &DVD & UHD発売/同日Blu-ray&DVDレンタル開始 ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメン…

希望のかなた

Aki Kaurismäkiの 最新作に間に合った。 映画『希望のかなた』予告編 シリア難民の青年カーリドは、北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れ着く。彼の願いは"いい人々のいい国"だと聞いたフィンランドで、生き別れた妹を見つけて暮らすこと。しかし難民申…

バスに揺られて

バスに揺られるのは 久しぶり。 新海誠展へ 『秒速五センチメートル』 『言の葉の庭』、『君の名は。』 以外は初見。絵コンテと映像を観て他の作品も観たいと思った。 特に思い入れが強いのは 秒速5センチメートル。観た後必ず喪失感や戸惑いで胸がざわざわ…

孤高のひとの立ち姿。

時として孤独は いいものを運んで来てくれる アイデアであったり 身近な人への感謝を改める時間になったり 孤独を世間一般で言うところの マイナスなイメージ… 惨めにひとり佇む姿だけだと 思ったことはない。 ハリウッドの大女優 マレーネ・ディートリッヒ…

The Periwig Maker

鬘職人の日記。 The Periwig Maker 1965年ロンドン。死にいたる病ペストは猛威をふるっていた。鬘職人の所に少女が助けを求めてやってきたが鬘職人は助ける事ができなかった。翌朝、無造作に運び出される少女の死体。鬘職人は贖罪の為、ある決断をするのだっ…

Hin und weg

ハンネスの気持ちも周りの友人たちやお母さんみんなそれぞれに思いはあるだろうけれど、 最後の薬をいよいよ投与するところはつらくて見ていられないほどだった。 自転車での旅は楽しそう。 キキの視点から見ていたら恋人が安楽死を選択したことに戸惑うだろ…

L'Illusionniste

こういう話があるから 映画を観るのはやめられない。 『イリュージョニスト』(仏題: L'Illusionniste, 英題: The Illusionist)は、シルヴァン・ショメ監督による2010年のアニメーション映画である。ジャック・タチ監督が生前に執筆した脚本を、ショメ監督…

ブランカとギター弾き

盲目のギター弾きピーター優しそうだったなぁ。ひとつひとつの言葉に確かな重みがあって石を置くように大切に伝えてるのがわかる。亡くなってしまったのが残念だけれど ブランカが『ピーターの目になってあげる!』というシーンが好きでした。 劇場で観れた…

ヒトラーの忘れもの

終戦後、デンマークの海岸に埋められたヒトラーの忘れもの〈地雷〉を少年ドイツ兵が除去をする。本人たちは埋めてもいないのにドイツという出自のためデンマーク人から忌み嫌われ手足を失ったり亡くなった仲間も。 憎しみだけが全てかと思いきやデンマークの…